GX 人材育成
リスキリング講座
リスキリング講座「脱炭素活動を進める人材育成」
本リスキリング講座の狙い
CO2に代表される温室効果ガス(GHG)による地球温暖化は人類が直面する最も深刻な問題のひとつであり、その削減はすべての企業に課された喫緊の課題です。一方、企業は環境活動と並行して事業活動を推進し、事業活動と環境活動をデカップリング(切り離し)して両者を推進する必要があります。
このような企業活動を推進するためには、経営層・環境部門・事業部門、さらにサプライチェーンにおける企業も巻き込みながら、目標・戦略・戦術・方法を共有・共通に理解して、活動の具体的なミッションとタスクを現場の実務レベルまで浸透・実行させる必要があります。すなわち、以下のような観点で活動を構築する必要があります:
- 経営層・環境部門・事業部門・サプライヤの間で、環境対応の目標・戦略・戦術・方法が十分に共有・ 理解されているか?
- 経済性と環境対応の両方の視点を見た業務設計がされているか?
- 環境対応の施策を事業部・サプライヤへ展開するための業務プロセスの設計がされているか?
本リスキル講座の狙いは、環境対応を経営戦略に取り込んで企業価値を高めるための考え方を示し、実際の企業活動として活動・実行できる人材を育成することにあります。すなわち、本リスキル講座は企業活動において「環境問題」と「経済性」を両立させながら、さらにこれからの時代の競争力を創り上げるための組織的な人材育成プログラムです。
本講座の狙い
各社の環境施策に対応できる「実行部隊」の人材育成
本リスキル講座では、企業の実務・現場レベルにおける環境活動の実務能力・スキルの習得に重点を置き、企業内の各部門の特性・要求に応じて、基礎的な知識からより高度な実務スキルの習得プログラムを提供します。
GX人材育成リスキリング講座の構成とアウトプット
GX人材育成リスキリング講座のポジショニング
豊富な講座バリエーション
対象部門・対象者の特性と必要とされる業務・スキルの内容・実態に応じた講座のバリエーションを提供します。
GHG排出量削減, GX, DXの実務スキル・能力獲得を重視
ワークショップによる体験学習を通じて、効率的にGHG排出量削減, GX, DXの実務スキルと能力を獲得します。
CFP算定, DX演習用などの独自開発デジタルツールを提供
例えば、CFP算定に対しては、当協議会で独自開発した柔軟性の高いデジタル算定ツール「G-CPS GHG クラウド」を提供します。
指導員の伴走によるインタラクティブな育成
専門性と経験値の高い指導員が伴走支援し、また、オンサイトでの体験学習を通して、インタラクティブな育成を行います。
厚生労働省の助成金の申請が可能です
受講企業が申込されることで厚生労働省「人材開発支援助成金 事業展開等リスキリング支援コース」の支給を受けることが可能な講座です。 (参考ウェブサイト)
経営・企業戦略に関わる方
- 環境対応を機に企業価値や競争力を向上させたいとお考えの経営者・戦略企画担当者
- GX, DX, GHG排出量算定などの知識習得を通じて、社内人材の育成を進めたい経営者
環境部門の方
- 自社あるいはサプライチェーンの中で横断的に環境活動を進める必要がある方
- GHG排出量算定とはどのようなものかを学び、環境対応の事前準備をしたい担当者
事業部門の方
- GX, DXを通じて自社(製品)のGHG排出量削減, 生産性向上等を実現する必要のある方
- 自社製品のGHG排出量算定の方法を学びたい担当者
- GHG排出量削減を目指した製品設計の進め方を学びたい担当者
サプライヤ支援担当の方
- 自社のGHG削減にサプライヤを巻き込む必要のある方